アンサンブル・フリージアＪｒ.のプロフィール

アンサンブル・フリージアJr.のプロフィール

最終更新日：2014/6/15

★アンサンブル・フリージアＪｒ.について

　1950年代～60年代にかけて、テレビ・ラジオ番組の音楽を演奏する「アンサンブル・フリージア」という室内オーケストラがありました。そのメンバーでヴァイオリニストの島根育の娘島根恵と、オーボエ奏者の辻正勝とヴァイオリニストの辻(平尾)みさとの息子辻由樹が縁あって結婚し、二人の長男島根朋史が小学２年生の1997年に親子３人によるアンサンブル・フリージアJr.が誕生しました。

★メンバーのプロフィール

　島根恵　＜ヴァイオリン＞

　島根恵は、東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て、同大学器楽科を卒業後、桐朋音楽大学研究生を修了。1981年第８回ヴィエニアフスキ国際ヴァイオリンコンクールに入賞。1987年第２回日本モーツァルト音楽コンクール・ヴァイオリン部門優勝。これまでにヴァイオリンを海野義雄、江藤俊哉、久保陽子、兎束龍夫、広瀬八朗の諸氏に、室内楽を黒沼俊夫氏に師事。毎日新聞社主催全日本学生音楽コンクール審査員。社団法人日本演奏連盟会員。日本弦楽指導者協会関東支部理事。

　辻由樹　＜ヴィオラ＞

　辻由樹は、作曲家平尾貴四男の孫で、３才からヴァイオリンを始め、多忠昭氏に師事。音楽家として将来を嘱望されつつも、東京教育大学附属高等学校から東京都立大学に進んで理論物理学を専攻。現在はコンピュータを扱うエンジニア。2001年よりヴィオラを演奏している。

　島根朋史　＜チェロ＞

　島根朋史は、東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校、東京藝術大学を卒業し、現在、東京芸術大学大学院修士過程を休学し、パリに留学中。チェロをフィリップ・ミュレール、グザヴィエ・ガニュパン、河野文昭、上森祥平、寺田義彦の各氏に、チェロ及びバロックチェロをアンナー・ビルスマ氏に、バロックチェロを鈴木秀美、エマニュエル・バルサの各氏に師事。また、室内楽を松原勝也、澤和樹、玉井菜採、花崎淳生、佐々木亮、川中子紀子、松本和将の各氏に、指揮法を田中良和氏に、和声学を松尾祐孝、土田英介の各氏に、対位法・管弦楽法・楽曲分析を照屋正樹氏に師事。
2001年、札幌ジュニアチェロコンクール年少者部門奨励賞。2003年、第３回泉の森ジュニアチェロコンクール中学生の部銀賞。2004年、YBP国際音楽コンクール中学生の部３位。2005いしかわミュージックアカデミーにて奨励賞。2006年、YBP国際音楽コンクール高校生の部入賞。
2009年、国際的に活躍しているチェリストのピーター・ウィスペルウェイ氏のマスタークラス・オーディションに合格し受講、その才能を認められる。
2010年、第12回関西弦楽コンクールにて優秀賞、及び審査員賞を受賞し、受賞者演奏会に出演。
2011年、芸大奏楽堂モーニング・コンサートにてドヴォルジャークのチェロ協奏曲を芸大フィルハーモニア、及び指揮者の高関健氏と共演。第65回、第66回全日本学生音楽コンクールチェロ部門大学の部入選。江戸川区新人演奏会オーディション、グランプリ。江戸川区新人演奏会出演。
2012年、芸大学内にて同声会賞を受賞し、同声会新人演奏会に出演。奏楽堂定期演奏会・室内楽に出演。

★レパートリー

　演奏の場に応じた、みなさまに喜ばれる曲を演奏いたします。
　○　名曲（チゴイネルワイゼン、中国の太鼓、Ｇ線上のアリア、愛の挨拶、ユーモレスク、白鳥／他）
　○　映画音楽、童謡、懐かしい日本の歌、外国の歌、歌謡曲
　○　オリジナル曲（愛の調べ、希望、ＪＵＳＴＩＣＥ、夢のワルツ、浄らかなる心/島根恵作曲、
　　　　　　　　　　　　組曲「鵠沼湘南海岸の想い出」、組曲「洞爺」、ＢＥ　ＮＡＴＵＲＡＬ/島根恵作曲、
　　　　　　　　　　　　組曲「幼い日の大切な想い出」/島根朋史作曲他）